広島大学薬学部創立50周年記念事業を開催しました

広島大学薬学部では、8月31日に薬学部創立50周年記念事業を実施しました。
記念講演会・祝賀会は広島市内のホテルで開催し、丸山文部科学省高等教育局医学教育課長、安川厚生労働省医薬・生活衛生局薬事企画官、豊見広島県薬剤師会会長をはじめ、関係の方々にご出席いただきました。

記念祝賀会で、高野薬学部長は、医学部薬学科として設置されてから今日に至るまでの概要を説明し、「本学部は、全国の薬学部の中でも広島大学の中でも小さな学部ではあるが、『100年後にも世界で光り輝く大学となる』という本学の目標達成に向けて貢献していきたい」と述べました。

祝賀会に先立ち、木平名誉教授から「薬剤師の未来」、太田名誉教授から「薬学研究の未来」と題し、近い将来到来するであろうAIの時代において薬剤師の果たすべき役割や薬学部として独立した経緯と今後の方向性について、記念講演を行っていただきました。会場には、同窓生を含む約200人が集まり、熱心に耳を傾けました。

また、霞キャンパスでは、特別企画として、薬学棟見学会を実施し、約50人の同窓生が訪れました。担当教員が、講義室や実習室、研究室等をご案内し、それぞれにとって、様変わりした薬学部、懐かしい薬学部をご堪能いただきました。